水産308  資源増殖


水産308  資源増殖
文部科学省
仕様 B5判 392頁
ISBN 978-4-407-20273-1
発行日 2013年01月25日発行

本書は、高等学校学習指導要領に準拠し、高等学校の教科水産における資源増殖分野の学科及びこれに準ずる学科において使用する科目「資源増殖」の教科書として編修したものです。

第1章 資源増殖の概要

 第1節 増養殖技術の変遷
  第1 増養殖技術の意義と沿革
  第2 資源増殖の方法
  第3 増養殖の現状と展望
 第2節 増養殖技術
  第1 増殖
  第2 養殖
 第3節 種苗生産
  第1 天然種苗
  第2 人口種苗
  第3 種苗の育成
  学習課題

 

第2章 飼料・餌料

 第1節 養魚飼料の現状と特徴
  第1 養魚飼料の現状
  第2 養魚飼料の特徴
 第2節 魚介類の摂餌、消化、吸収
  第1 魚の摂餌量
  第2 飼料効率
  第3 消化と吸収
  第4 各栄養素の消化吸収率
 第3節 魚介類の栄養要求
  第1 タンパク質
  第2 炭水化物
  第3 脂質
  第4 ビタミン
  第5 無機質(ミネラル)
 第4節 初期餌料
  第1 初期餌料の条件と種類
  第2 餌料生物の培養
  第3 初期餌料の栄養価
 第5節 飼料原料と配合飼料
  第1 飼料原料
  第2 配合飼料
  学習課題

 

第3章 病気と病害対策

 第1節 病気の種類と流行
  第1 病気の種類
  第2 感染発病と流行
 第2節 病気の診断と対策
  第1 診断
  第2 病害対策
  学習課題

 

第4章 生産物の安全管理と環境対策

 第1節 水産物の特性と流通の現状
 第2節 食品トレーザビリティシステム
  第1 食品トレーザビリティ
  第2 伝達情報の表現様式及び格納媒体
 第3節 電子タグを利用した流通システム
 第4節 養殖漁場の環境対策
  第1 自家汚染
  第2 適性収容量
  第3 養殖漁場の改善
  学習課題

 

第5章 水産育種とバイオテクノロジー

 第1節 育種とは
 第2節 水産育種とバイオテクノロジーの歴史
 第3節 導入育種
 第4節 選抜育種
 第5節 その他の育種
 第6節 性の統御
  第1 魚類の性
  第2 魚類の人為的性転換
 第7節 染色体操作
  第1 魚類の受精とDNA量の変化
  第2 三倍体
  第3 三倍体の産業応用
  第4 雌性発生
 第8節 遺伝子導入
 第9節 マーカー育種
 第10節 精子の凍結保存
 第11節 細胞操作
  第1 核移植
  第2 生殖細胞移植
 第12節 育種とバイオテクノロジーの展望
   学習課題

 

第6章 主な増養殖技術

 第1節 海洋動物(魚類)
  第1 コイ・ニシキゴイ
  第2 キンギョ
  第3 ウナギ
  第4 アユ
  第5 ニジマス
  第6 サケ・マス類
  第7 その他の淡水魚類
  第8 ブリ(ハマチ)
  第9 シマアジ
  第10 マダイ
  第11 ヒラメ
  第12 トラフグ
  第13 その他の海水魚類
 第2節 海洋動物(貝類)
  第1 マガキ
  第2 アコヤガイ
  第3 ホタテガイ
  第4 アワビ
  第5 その他の貝類
 第3節 海洋動物(甲殻類)
  第1 クルマエビ
  第2 ヨシエビ
  第3 ガザミ
  第4 その他の甲殻類
 第4節 その他の動物
  第1 ウニ類
  第2 ナマコ
  第3 マボヤ
  第4 スッポン
 第5節 海洋植物(藻類)
  第1 ノリ
  第2 ワカメ
  第3 コンブ類
  第4 その他の藻類
 第6節 海洋植物(海藻類)
  第1 アマモ
  学習課題

 

第7章 経営と流通

 第1節 経営
  第1 経営の特性
  第2 漁業協同組合(FJ)の役割
  第3 金融と資金調達
  第4 漁業保険制度
  第5 経営管理と会計処理
  第6 経営の安定化
 第2節 流通
  第1 水産物の特性と需要動向
  第2 水産物流通の仕組み
  学習課題

 

巻末資料
索引