精説 機械製図


 精説 機械製図
和田稲苗、本荘恭夫、福永太郎、新井泰司、石川七男
定価 4,730円(本体:4,300円)
仕様 B5判 336頁
ISBN 978-4-407-02265-0
発行日 1986年10月30日発行

製図は情報伝達のための図面言語であるとの視点から、作図技能と設計能力が並行して習得できるテキスト。

●目次●機械製図序論/機械製図/はめあい及び面の肌の図示法/幾何公差/材料記号/ねじの製図/軸関係の製図/転がり軸受の製図ほか

1. 機械製図序論

 1-1 図面に関する規格
  1-1-1 日本工業規格
  1-1-2 国際規格
  1-1-3 製図に関する規格
 1-2 図面の種類
  1-2-1 図面の用途による分類
  1-2-2 図面の内容による分類
 1-3 製図器材と使用法
  1-3-1 製図機械
  1-3-2 CAD

2. 機械製図

  2-1 適用範囲
  2-2 用語の意味
  2-3 一般事項
  2-4 図面の大きさ・様式
  2-5 尺度
  2-6 線
  2-7 文字及び文章
  2-8 投影法
  2-9 図形の表し方
   2-9-1 投影図の示し方
   2-9-2 断面図の示し方
   2-9-3 図形の省略
   2-9-4 特別な図示方法
   2-9-5 特殊な加工部分の表示
   2-9-6 組立図中の溶接構成品の表し方
   2-9-7 模様などの表示
  2-10 寸法の表し方
   2-10-1 寸法記入の原則
   2-10-2 寸法数値の表し方
   2-10-3 寸法記入方法の一般形式
   2-10-4 寸法の配置
   2-10-5 直径の表し方
   2-10-6 半径の表し方
   2-10-7 球の直径又は半径の表し方
   2-10-8 正方形の辺¥の表し方
   2-10-9 厚さの表し方
   2-10-10 弦・円弧の長さの表し方
   2-10-11 曲線の表し方
   2-10-12 面取りの表し方
   2-10-13 穴のの表し方
   2-10-14 キー溝の表し方
   2-10-15 テーパ・こう配の表し方
   2-10-16 薄肉部の表し方
   2-10-17 鋼構造物などの寸法表示
   2-10-18 一般的注意事項

 

3. はめあい及び面の肌の図示法
  3-1 寸法公差及びはめあい
   3-1-1 寸法公差
   3-1-2 はめあい
  3-2 寸法の普通許容差
  3-3 面の肌の図示法
   3-3-1 面の肌
   3-3-2 面の肌の図示方法
   3-3-3 仕上げ記号
4. 幾何公差

  4-1 幾何公差の種類、記号及び表し方
   4-1-1 幾何公差に関する用語
   4-1-2 幾何公差の種類とその記号
   4-1-3 図示方法の原則
   4-1-4 図示方法の特例
  4-2 幾何公差の図示例とその公差域
  4-3 突出公差域と最大実体公差方式
   4-3-1 突出公差域
   4-3-2 最大実体公差方式

 

5. 材料記号
  5-1 主要な鉄鋼材料  
   5-1-1 鉄鋼材料の記号の表し方
   5-1-2 図面への記入法
  5-2 主要な非鉄金属材料
   5-2-1 銅合金の記号の表し方
   5-2-2 アルミニウム合金の記号の表し方
   5-2-3 その他の非鉄金属合金の記号の表し方
  5-3 金属材料表
6. ねじの製図

  6-1 ねじの機能と形状
  6-2 ねじの種類
   6-2-1 三角ねじ
   6-2-2 台形ねじ
   6-2-3 角ねじ
   6-2-4 のこ歯ねじ
   6-2-5 特殊ねじ
  6-3 ねじの等級の表示
  6-4 ねじの製図
   6-4-1 ねじの図示法
   6-4-2 ねじの表し方
  6-5 ボルト及びナット
   6-5-1 ボルト
   6-5-2 ナット
   6-5-3 ボルト・ナットの製図
  6-6 小ねじ及び止めねじ
   6-6-1小ねじ
   6-6-2 止めねじ
   6-6-3 小ねじ、止めねじの製図
  6-7 座金
   6-7-1 平座金
   6-7-2 ばね座金
  6-8 各種の穴

 

7. 軸関係の製図

  7-1 軸
   7-1-1 軸の直径及び軸端
   7-1-2 センタ穴とその図示方法
  7-2 キー、ピン及び止め輪
   7-2-1 各種のキー
   7-2-2 ピン
   7-2-3 止め輪
  7-3 スプライン及びセレーション
   7-3-1 スプライン
   7-3-2 セレーション
  7-4 軸継手
   7-4-1 フランジ形たわみ軸継手
   7-4-2 歯車形軸継手

8. 転がり軸受の製図
  8-1 転がり軸受の種類
   8-1-1 玉軸受
   8-1-2 ころ軸受
  8-2 転がり軸受の主要寸法
  8-3 転がり軸受の呼び番号
  8-4 転がり軸受の精度とはめあい
   8-4-1 転がり軸受の精度
   8-4-2 転がり軸受のはめあい
  8-5 転がり軸受の製図
   8-5-1 比例寸法による製図法
   8-5-2 転がり軸受の略画法
9. 歯車の製図

  9-1 歯車の種類
   9-1-1 歯車各部の名称
   9-1-2 歯の大きさ
   9-1-3 歯形曲線
   9-1-4 標準歯車と転位歯車
  9-2 歯車の製図
   9-2-1 歯車の図示法
   9-2-2 要目表の記入法
   9-2-3 平歯車
   9-2-4 はすば歯車及びやまば歯車
   9-2-5 かさ歯車
   9-2-6 食違い軸歯車
   9-2-7 ウォームギャ

 

10. スプロケット及びプーリの製図
  10-1 チェーン伝動
  10-2 ベルト伝動
   10-2-1 平ベルト伝動
   10-2-2 Vベルト伝動
11. ばねの製図

  11-1 ばねの種類
   11-1-1 コイルばね
   11-1-2 竹の子ばね
   11-1-3 重ね板ばね
   11-1-4 うず巻ばね
   11-1-5 さらばね
   11-1-6 その他のばね
  11-2 ばねの製図
   11-2-1 ばねの図示法
   11-2-2 ばねの省略図
   11-2-3 そのほかの事項

 

12. リベット及び溶接の製図
  12-1 リベットの種類
   12-1-1 冷間成形リベット
   12-1-2 熱間成形リベット
  12-2 リベットの製図
  12-3 溶接  
   12-3-1 溶接方法の種類
   12-3-2 溶接用語
  12-4 溶接記号
13. 管及びバルブの製図

  13-1 管
   13-1-1 金属管の種類
   13-1-2 非金属管の種類
  13-2 管継手
  13-3 バルブ及びコック
  13-4 管、管継手、バルブの製図
   13-4-1 配管図
   13-4-2 配管図示記号

 

14. スケッチ

  14-1 スケッチの要領
   14-1-1 機械のスケッチ
   14-1-2 スケッチ時の注意事項
   14-1-3 スケッチ用具
   14-1-4 スケッチの手順
   14-1-5 部品のスケッチ

15. 検図及び図面管理
  15-1 検図
   15-1-1 検図の方法
   15-1-2 検図の内容
  15-2 図面管理
   15-2-1 図面管理の要点
   15-2-2 図面番号
   15-2-3 図面管理の実際
  15-3 マイクロフィルムによる図面管理
付録:標準数
 索引
 [参考図例]

 

1. ネジ部品 2. 回転軸  3. フランジ形固定軸継手  

4. フランジ形タワミ軸継手  5. 平歯車  6. スグバカサ歯車  

7. ウォームギャ  8. ブラケット(溶接構造)  

9-1~3 青銅10Kねじ込み玉形弁

10-1~2 配管図(立体、平面、立面)