授業力アップ アクティブ・ラーニング
グループ学習・ICT活用・PBL


 授業力アップ アクティブ・ラーニング グループ学習・ICT活用・PBL
編著 市坪誠
執筆 油谷英明、小林淳哉、下郡啓夫、本江哲行
定価 2,200円(本体:2,000円)
仕様 B5判 176頁
ISBN 978-4-407-33931-4
発行日 2016年05月20日発行

本書は、アクティブ・ラーニングを想定した授業において、どのように学生たちが能力を伸ばせようになるか、教員の授業力アップを実現する「教え方の指導書」です。

 

●学生がどのような学習状態となるのか(学習到達目標)を踏まえ、これに到達するための授業構造のあり方(モジュール)と教え方のアクティビティー(スキル)を解説しています。

 

●グループ学習やICT活用、PBLといった授業において、具体的なモジュールとスキルのあり方を章立てて明示しています。

 

●教員が自らをフィードバック・セルフチェックできるだけでなく、組織的なアセスメントが行えるよう、チェックシートの活用を提示し、教え方の更なる向上(PDCAサイクル)が可能となります。

 

上記の結果、単なる教え方や事例紹介、成功体験の羅列ではなく、本書の方法論を習得した誰もが、学生の能力を確実に伸ばせることとなります。

 

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書籍に書ききれなかった解説や解釈,参考資料(写真や動画),問題の解答や補充問題などを掲載しています。
学習を進めるにあたり随時活用してください。
1章 教育力の基礎

 1節 実践できる授業のために
 2節 授業の型(教え方のモジュール)
 3節 教員スキル:教え方スキル
 4節 まとめ

 

2章 アクティブ・ラーニングの基礎

 1節 到達目標の達成
 2節 学生が主体となる心得と仕掛け
 3節 PBL教授法の心得

 

3章 グループワーク型授業

 1節 グループワーク型授業の授業設計
 2節 グループワーク型授業の実施例1(学生の前提知識を重視した授業タイプ)
 3節 グループワーク型学習の実施例2(学生の知識・解法発見を重視した授業タイプ)
 4節 教員としての振り返り

 

4章 ICT活用授業と実験・実習授業

 1節 座学へのICT活用
 2節 ICT活用授業(適用レベル)の実施例
 3節 実験・実習・調査の活用
 4節 実験・実習授業の実施例

 

5章 PBL型授業

 1節 問題発見・解決型学習PBLの特徴
 2節 PBL授業とそのプロセス
 3節 PBL授業での指導のポイント
 4節 PBL授業の設計
 5節 PBL授業に必要な教員スキル

 

6章 チームによるプロジェクト型授業、卒業研究・ゼミ

 1節 チーム活動の計画
 2節 チーム活動の実施
 3節 評価

 

7章 発表・プレゼンテーションスキルの指導

 1節 発表構成
 2節 発表タイトルの工夫と発表の方向性
 3節 発表のルーブリック作成と活用
 4節 プレゼンテーションチェックリスト
 5節 プレゼンテーションの位置付けとその振り返り

 

8章 FDマネジメント

 1節 FDマネジメントのあり方
 2節 自己評価(セルフアセスメント)
 3節 組織評価
 4節 まとめ

 

参考文献
付録
索引