工業389 電気基礎2 新訂版


 工業389 電気基礎2 新訂版
編修 堀田栄喜、藤田英明、川嶋繁勝 ほか9名
仕様 A5判 224頁
ISBN 978-4-407-20391-2
発行日 2017年02月25日発行

教えやすくて学びやすい、電気の基礎・基本が確実に習得できる教科書

電気のあゆみを新設

電気についての記号や基本公式を記載したほか、海外および日本の電気分野の歴史と、多くの科学者の功績を電気のあゆみとしてまとめ、電気に関わる発明・発見と、社会的な事象との関わりがわかるように見返しにカラーで掲載しました。

章扉で先端技術を紹介

燃料電池自動車やリニアモータカーなどの環境に配慮した先端の工業技術や、実際に使用されている製品・設備を紹介し、本書に記載した基本的な電気の性質等がどのように生かされているか解説しました。

平易な記述と理解を深めるための問を多用

本文は平易な文章となるように努め、原理を学んだ後に例題で具体的に公式を学び、さらに生徒が理解を深められるように問を設けました。また、自主的に学び、復習する精神を養うため、章末問題は難易度別に分けて、電気工事士・電験三種に配慮して設問しました。

第5章 交流回路の計算

1節 記号法の取り扱い
 1 複素数とその計算
 2 複素数によるV、I、Zの表し方
2節 記号法による計算
 1 直列回路
 2 並列回路
3節 回路に関する定理
 1 キルヒホッフの法則
 2 重ね合わせの理
 3 鳳・テブナンの定理

 

第6章 三相交流

1節 三相交流の基礎
 1 三相交流の発生
 2 相順
 3 三相交流の表し方
 4 三相交流起電力の瞬時値の和
 5 三相交流回路の結線
2節 三相交流回路
 1 Y-Y回路
 2 △-△回路
 3 △-Y回路とY-△回路
 4 負荷のY結線と△結線の換算
3節 三相電力
4節 回転磁界
 1 三相交流による回転磁界
 2 二相交流による回転磁界

 

第7章 電気計測

1節 測定量の取り扱い
 1 単位と標準器
 2 測定値と誤差
2節 電気計測の基礎
 1 直動式指示電気計器
 2 永久磁石可動コイル形計器
 3 可動鉄片形計器
 4 電流力計形計器
 5 ディジタル計器
3節 基礎量の測定
 1 測定の基礎
 2 電流・電圧の測定
 3 電力と電力量の測定
 4 抵抗の測定
 5 周波数と力率の測定
 6 インピーダンスの測定
 7 波形の観測

 

第8章 各種の波形

1節 非正弦波交流
 1 非正弦波交流の発生
 2 非正弦波交流の成分
 3 非正弦波交流の電圧・電流・電力
2節 過渡現象
 1 過渡現象のあらまし
 2 RC直列回路の過渡現象
 3 RL直列回路の過渡現象
 4 微分回路と積分回路
 5 種々の波形

 

付録 単位について
問題解答
 
 

 

  • 正誤表   Update:2017-05-12
    「工業389 電気基礎2 新訂版」 正誤表
  • 編集趣意書・年間指導計画案・観点別評価一覧表   Update:2017-02-03

    「工業389 電気基礎2 新訂版」編集趣意書・年間指導計画案・観点別評価一覧表