日本語表現&コミュニケーション 改訂版
社会を生きるための22のワーク


 日本語表現&コミュニケーション 改訂版 社会を生きるための22のワーク
執筆 石塚修、今田水穂、大倉浩、小針誠、島田康行、田川拓海、那須昭夫
定価 1,320円(本体:1,200円)
仕様 B5判 104頁
ISBN 978-4-407-35595-6
発行日 2022年09月15日発行
学生・社会人のみなさんに待望の一冊です。
「使える日本語」をマスターできる『日本語表現&コミュニケーション』の改訂版ができました!

 

国語導入教育や初年次教育・キャリア教育にも最適な一冊

あなたは、日常場面でそれぞれの相手と場に応じて、適切かつ美しく日本語を使えていますか?本書は、言葉をただ使うだけでなく、より美しく適切に使いたいとお悩みの人にとって最適の一冊です。 改訂版は、E-mailやアサーションスキル、反論の仕方などに関する新たな項目が加わり、時代にあわせてよりパワーアップしました。見返しと付録に、学習効果をより高めるための資料も掲載しています。

わかりやすい3編構成

適切な言葉を正確に書け、場に応じて書くことができる「書く力編」、適切な言葉で話し、場に応じた話し方を身につけることができる「話す力編」、適切に相手に情報を伝え効果的な方法で説明するための「伝える力編」の3編から構成しました。

Workshopで学習のポイントを身につける紙面構成

「使える日本語」をマスターするために22のWorkをご用意しました。それぞれのWorkは次のような狙いから構成されています。
Activityで実力試し」→「Workshopで書きこみながらPointで学習のポイントを確認」→「Exerciseで発展」。
1Workは1テーマ(基本4ページ構成)、Workshopは側注のNavigatorなどの説明を読みながら書き込みできるようにしました。また、ほかにも側注にはNoteなどを目立つように工夫しました。自分で読みながら作業が進められるので、指導する先生の手間を省力化することができます。

授業コマ数と分量を考慮した構成、1テーマ=1節

入学時に求められる基本的素養を習得し深められるように、2~4単位の授業で対応できる構成としました。半期での授業数「13回程度」を意識して、必要に応じてテーマを選択することもできます。
またドリルのように、毎回の授業の導入にもお使いいただけます。

充実したダウンロードデータ

Workshopで書き込むシートおよび模範解答を弊社Webページよりダウンロードすることができます(本Webページの「ダウンロード」タブをクリックしてください)。

キャリア教育にも対応

Workの冒頭に社会人基礎力として求められる「Action」「Thinking」「Teamwork」のマークを付けました。キャリア教育を考えるうえで、それぞれのWorkの最適な要素をひろいながらお使いください。

「はじめに」より一部抜粋

…… この本を手にしたみなさんは日常生活ではほぼ何の問題もなく日本語でコミュニケーションしているはずです。しかし日本語を使って日常生活に支障がないというならば、幼い子どもでも同じです。大切なのは、日常の言語生活を常に見直して、それぞれの成長段階にふさわしい言葉が円滑に使えるように、たえず磨いていくことではないでしょうか。私たち人間は、言葉によって考え、言葉によって社会を生きていきます。言葉が磨かれるということは、人間として磨かれることでもあります。中国の古典に「白珪尚可磨」(はっけい なお みがくべし)という言葉があります。白い美しい宝石もさらに磨きをかけなくてはいけないという意味です。社会人にとって、言葉はただ使えればいいのではなく、より美しく適切に使える ことが求められます。……

はじめに
本書の構成と使い方

 

Part1 書く力編

Work1 漢字を交えて読みやすく書こう
Work2 句読点のはたらきを知ろう
Work3 和語・漢語・外来語を使い分けよう
Work4 言葉をグループでとらえよう
Work5 書いた文を見直そう
Work6 話し言葉と書き言葉を区別しよう
Work7 別の言い方を考えよう
Work8 手紙を書いてみよう
Work9 E-mailを書いてみよう

 

Part2 話す力編

Work10 しっかりとあいさつと自己紹介をしてみよう
Work11 改まった話し方をしてみよう
Work12 敬語の役割を知ろう
Work13 敬語を使って話したり、書いたりしてみよう
Work14 主張・意見を的確に述べてみよう
Work15 反論の仕方を学ぼう

Work16 アサーションスキルを学ぼう

Part3 伝える力編

Work17 相手の話をしっかりと聞こう
Work18 わかりやすい表現で伝えてみよう
Work19 キーワードの説明(定義)をしてみよう
Work20 引用(根拠と出典)を示す
Work21 表やグラフを読んだり、描いたりしてみよう
Work22 ふりかえり

 

付録1 コミュニケーションとは
付録2 知的財産権とは
おわりに
索引

 

 

 

 

  • 模範解答例   Update:2022-09-02
    「日本語表現&コミュニケーション 改訂版」模範解答例
    Follow-up、Exercise、Workshopのヒントおよび模範解答例(PDFファイル)です。
  • ワークシート   Update:2022-09-02
    「日本語表現&コミュニケーション 改訂版」ワークシート
    ExerciseおよびWorkshop(一部Activity)のワークシート(Wordファイル)です。