家庭708 消費生活


 家庭708 消費生活
文部科学省
仕様 B5判 176頁
ISBN 978-4-407-20672-2
発行日 2023年01月25日発行

本書は、高等学校で履修する科目「消費生活」の教科書として編修したものです。

※この書籍は文部科学省著作教科書のため、審査用見本の送付は承っておりません。内容は目次や学習指導要領解説などでお確かめください。

 

まえがき
なぜ「消費生活」を学ぶのか
第1章 社会を支える消費者
第1節 消費生活の役割
 第1 消費者・消費生活の意味
 第2 消費者が経済社会で果たす役割
第2節 生涯の計画と管理
 第1 生涯設計
 第2 生涯学習
第3節 社会の変化と消費生活の変化
 第1 消費者問題の存在に気付く
 第2 高度経済成長のひずみ
 第3 第一次オイルショックとその影響
 第4 豊かさのひずみ
 第5 国際協調と消費生活
 第6 自然環境の保全と消費生活
 第7 21世紀の諸課題
 第8 消費者行政の転換
 
第2章 消費者被害と消費者の権利・責任
第1節 消費者が受ける不当な不利益
 第1 消費者が受ける不当な不利益とは
 第2 消費者が不当な不利益を受ける理由
 第3 消費者が受ける不当な不利益の意味
 第4 消費者の社会に対する責任
第2節 消費者の権利確立の方策
 第1 消費者運動
 第2 消費者行政
第3章 消費生活の安全と自由
第1節 消費生活の安全の確保
 第1 消費者が受けている危害の現状
 第2 安全な生活の条件
 第3 安全な消費生活と消費者行政
第2節 消費生活の自由の確保
 第1 生活の自由の条件
 第2 公正かつ自由な競争を確保するための方策
第3節 信頼できる情報の確保
 第1 消費生活における情報の役割
 第2 情報の役割
 第3 消費者が利用できる主な情報と信頼性の確保
 第4 行政やマスコミが提供する情報
 第5 信頼できる適正な情報を確保するための施策
 
第4章 消費者の自立支援
第1節 支援の必要性
 第1 消費者行政の必要性
 第2 被害救済に対する支援
 第3 学習への支援
第2節 事業者からの支援
 第1 消費者の問い合わせ、苦情等への対応
第5章 消費者契約と法
第1節 生活の中の契約
 第1 りんご1個買うのも契約
 第2 現代の生活は契約の連続
第2節 契約と責任
 第1 契約とは何か
 第2 契約の成立と拘束力
 第3 判断力と責任
第3節 複雑・多様化する販売方法と悪質商法
 第1 多様化する販売方法
 第2 悪質商法
第4節 消費者取引と関連法
 第1 民事ルールと規制法
 第2 消費者取引全体のルールとしての消費者契約法
 第3 特定商取引法
 第4 クーリング・オフ制度
 第5 サービスと関連規制法
第5節 電子商取引と消費生活
 第1 複雑多様化する電子商取引
第6節 多様化する支払方法と資金調達
 第1 多様化する支払方法
 第2 消費者信用
 第3 販売信用
 第4 消費者金融
 第5 多重債務と債務整理
 第6 電子マネー等多様化する代金決済
 第7 消費行動と金銭管理
第7節 グローバル化と消費生活
 
第6章 環境と消費者
第1節 はじめに
第2節 地球環境問題と私たちの生活
 第1 一つ一つの小さな行動が地球に大きな負担
 第2 被害者であると同時に加害者
 第3 被害者から加害者へ
 第4 日常生活という名の環境への負荷
 第5 私たちは破壊者か
 第6 持続可能な消費と生産はコインの表と裏
第3節 消費の価値観の変化と環境問題
 第1 物質的豊かさと心の豊かさ
 第2 「モノ消費」から「コト消費」に
 第3 「より安く」から「より良い」に
 第4 環境配慮行動・環境保全活動への取組は減少傾向
第4節 消費の拡大が地球環境に与える影響
 第1 エコロジカル・フットプリント
 第2 地球温暖化による自然災害の被害
 第3 地球温暖化の仕組み
 第4 日本の温室効果ガスの排出状況
 第5 温室効果ガスの排出量ゼロの暮らしとは
第5節 持続可能な社会への枠組み
 第1 持続可能な開発の新たな枠組み
 第2 貧困ゼロを目指す持続可能な開発の新たな取組:SDGsの概要と環境
 第3 SDGsの環境との関わり
 第4 食品ロスを例とした各目標と標的の関係
 第5 持続可能な消費と生産(SDGs目標12)
第6節 環境問題と商品・サービスの選択と利用
 第1 環境への負荷を少なくする生活
 第2 環境負荷の少ない商品・サービスの選択
 第3 環境ラベル
 第4 グリーン購入
 第5 グリーン・ウォッシュ:環境偽装
第7節 エシカル消費
 第1 社会的課題の解決に貢献するエシカル消費
 第2 エシカル消費の意義
 第3 エシカル消費に対する消費者の意識
第8節 持続可能なライフスタイル