工業752 土木構造設計2
編修 | 奥井義昭 ほか5名 |
仕様 | B5判 290頁 |
ISBN | 978-4-407-20563-3 |
発行日 | 2023年01月25日発行 |
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構造力学をもとに、土木構造物の設計を通して、
構造物を安全で合理的に設計できる能力と態度を育てられる教科書
学習指導要領の改訂に合わせた書目構成 旧課程の「土木基礎力学1」、「土木構造設計」を、新学習指導要領にあわせて、それぞれ新課程版として「土木構造設計1」、「土木構造設計2」としました。
土木構造物で地震も考慮した設計 土木構造設計2では、土木構造物のうち、橋の構造設計を通して、土木構造物の設計が理解できるようにしました。とくに、地震時の設計も理解できるようにしました。
ロ絵で土木構造物を紹介 土木構造設計2の口絵では、橋の鋼構造物とコンクリート構造物を紹介し、本文の理解の参考となるように配慮しました。
生徒が能動的に学習に参加できるアクティブラーニング問題を導入 アクティブラーニング問題を取り入れ、一つの課題に対し、生徒が主体的かつ対話による深い学習の力を育めるよう便宜をはかりました。
「土木構造設計 2」を学ぶにあたって
第1章 土木構造設計のあらまし
1 土木構造物の設計
2 設計に用いるおもな荷重
1.荷重の種類
2.死荷重
3.活荷重
4.衝撃
5.地震の影響(地震動)
3 橋の耐震設計
1.震度法による設計
2.橋の耐震性能
3.地震時の設計の考え方
4 土木構造物の材料とその特徴と性質
1.鋼材
2.鉄筋コンクリート
3.コンクリート
5 土木構造物の鋼材の加工
1.鋼材の加工
2.溶接接合
3.ボルト接合
第1章 章末問題
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第2章 鋼構造物の設計
1 H形鋼を用いた道路橋の設計
1.H形鋼を用いた道路橋の構造と特徴
2.H形鋼を用いた道路橋の設計方法
3.主桁に作用する荷重の計算
4.主桁に作用するせん断力と曲げモーメントの計算
5.主桁断面の設計とせん断応力の照査および曲げ応力の照査
6.主桁のたわみの照査
7.補剛材の設計と圧縮応力の照査
8.地震時における支承の設計
9.鋼構造物の積算
2 プレートガーダー橋の設計
1.プレートガーダー橋の構造と特徴
2.プレートガーダー橋の設計方法
3.主桁に作用する荷重の計算
4.主桁に作用するせん断力と曲げモーメントの計算
5.主桁中央断面の設計とせん断応力の照査および曲げ応力の照査
6.断面変化点の主桁断面の設計とせん断応力の照査および曲げ応力の照査
7.主桁連結部の設計とボルト本数の照査および最大応力の照査
8.対傾構および横構の構造
第2章 章末問題
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第3章 鉄筋コンクリート構造物の設計
1 鉄筋コンクリート長方形梁の設計
1.鉄筋コンクリート長方形梁の構造
2.単鉄筋長方形梁に生じる応力の計算と照査
3.鉄筋コンクリート床版の設計
2 鉄筋コンクリート柱の設計
1.鉄筋コンクリート柱の構造
2.鉄筋コンクリート柱の設計方法
3.橋脚に作用する上部構造重量の計算
4.鉄筋コンクリート柱の断面仮定と構造上の規定の判定
5.常時の軸方向圧縮力に対する照査
6.地震時の曲げモーメントに対する照査
7.地震時の水平力に対する照査
8.鉄筋コンクリート構造物の積算
3 鉄筋コンクリート T 形梁の設計
1.鉄筋コンクリート T 形梁の構造
2.T 桁橋の主桁断面の設計方法
3.主桁断面の仮定
4.主桁に作用する荷重の計算
5.主桁に作用する曲げモーメントの計算
6.有効高さおよび鉄筋量の計算と配置
7.圧縮応力の照査および引張応力の照査
4 プレストレストコンクリート構造物の設計
1.プレストレストコンクリート構造物
2.プレストレストコンクリート構造物の設計方法
3.断面仮定と構造上の規定の判定
4.主桁に作用する曲げモーメントの計算
5.主桁断面の断面二次モーメントの計算
6.コンクリート上下縁に生じる圧縮応力の照査
7.PC鋼材に生じる引張応力の照査
第3章 章末問題
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第4章 基礎・土留め構造物の設計
1 基礎・土留め構造物の種類
1.基礎・土留め構造物の種類
2.直接基礎
3.杭基礎
4.擁壁
2 直接基礎の設計
1.直接基礎の構造
2.直接基礎の設計方法(常時の場合)
3.直接基礎の断面寸法の仮定と作用する設計荷重の計算
4.直接基礎の沈下に対する安定性の判定
5.フーチングに作用する曲げモーメントとせん断力の計算
6.有効高さと有効幅および鉄筋量の計算
7.フーチングに生じる応力の照査
8.直接基礎の積算
3 杭基礎の設計
1.杭基礎の構造
2.杭基礎の設計方法
3.杭基礎に作用する設計荷重と断面寸法の仮定
4.杭1本あたりの許容支持力の計算
5.杭の本数の設計計算と配置
6.杭に生じる圧縮応力の照査
7.杭の積算
4 地震時における直接基礎の設計
1.地震時における直接基礎の設計方法
2.直接基礎の断面寸法の仮定と地震時に作用する設計荷重の計算
3.直接基礎の転倒・滑動・沈下に対する安定性の判定
4.フーチングに作用する曲げモーメントとせん断力の計算
5.有効高さと有効幅および鉄筋量の計算
6.フーチングに生じる応力の照査
5 擁壁の設計
1.擁壁の構造
2.擁壁の設計手順
3.擁壁の断面寸法の仮定
4.擁壁に作用する荷重の計算
5.擁壁の安定性の判定
6.擁壁に作用するせん断力と曲げモーメントの計算
7.有効高さと有効幅および鉄筋量の計算
8.擁壁に生じる応力の照査
9.擁壁の積算
第4章 章末問題
問題解答
索引
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