自分を活かすコミュニケーション力 


 自分を活かすコミュニケーション力 
荒木晶子、藤木美奈子
定価 1,760円(本体:1,600円)
仕様 B6判 224頁
ISBN 978-4-407-32244-6
発行日 2011年11月20日発行

●コミュニケーションの心構え、基本的手法とコツを紹介する入門書。

 

●「なぜコミュニケーションが苦手なのか」「人間関係をよくするにはどうしたらよいか」という悩みに答え、個々の場面をイメージしやすいよう、実践例を豊富に掲載しました。

理論編

1章 日本人はなぜ話すのが苦手なのか

 日本人は話すのが苦手?
 文化とコミュニケーション
 日本人に特徴的なコミュニケーション・スタイル
 感性のコミュニケーションと説得のコミュニケーション
 感性と説得のコミュニケーションの文化背景
 日米のしつけの違い
 他人の視線は自分へのエール
 変わりゆく日本の若者の人間関係(低文脈化する人間関係)
 個人の自由とは
 日本社会の教育制度
 日本社会と教育制度
 初対面の人と話すときの心構え
 

2章 コミュニケーションのしくみ

 人間関係は永遠の人類共通の悩み
 人間関係の悩み解決方法~それはコミュニケーション
 「コミュニケーション」のむずかしさに気づくとき
 コミュニケーションとは何か
 特徴1 やめることができない
 特徴2 繰り返しや後戻りができない
 特徴3 コミュニケーションに誤解はつきもの
 特徴4 話す言葉は「自分自身」
 特徴5 人は期待するように物事を見る
 

3章 意味と言葉とコミュニケーション

 言葉の意味とコミュニケーション
 私たちが住む二つの世界
 同じシンボルである「地図」と「言葉」の違い
 言葉の働き
 言葉の限界
 言葉は心を解放する
 話す「内容」と「表現」のしかた
 考えをまとめる方法(DIEメソッド)
 DIEメソッドの活用方法
 自分を生かすコミュニケーション能力を身につけよう

 

実践編

4章 話し方の実践1 心理編

 話し言葉による自己表現
 突然指名されたら?
 スピーチとは
 未知のものへの恐怖
 スピーチの成否は共感で計る
 言葉でなく思いを届ける
 思い込みの罠
 聞き手は敵か味方か
 自分を受け入れる
 楽にやろうと思わない
 自分らしさの発現
 

5章 話し方の実践2 内容編

 準備で必要な三つのP
 話し言葉は瞬間の言葉
 話の組み立て
 耳にやさしい内容にする
 センテンスを短く
 全体から各論へ
 三つにまとめてナンバーリング
 つかみの一言で注意をひきつける
 聞き手との情報差を埋める
 論理的に話す
 根拠と事例で説得力をもたせる
 Whyの精神が言葉をはぐくむ
 丸暗記の落とし穴
 

6章 話し方の実践3 表現編

 第一印象はHowで決まる
 聞き手に届く声
 声が出るしくみ
 腹式呼吸でリラックス
 姿勢の乱れは心の乱れ
 日本語は母音が鍵
 笑顔は最大の武器
 アイコンタクトが生命線
 間に余裕が出る
 聞き手の立場から自分を見る
 初めと終わりが肝心~心をつなぐ挨拶

 

  • 正誤表   Update:2012-04-19

    「自分を活かすコミュニケーション力」 正誤表